不妊治療を医療機関で行うと

2020/03/20

赤ちゃんが欲しいと思っても、なかなか妊娠できないいわゆる不妊症と言われる人は、想像以上に多いと言われています。

不妊症とは、妊娠が可能な年齢であるはずの夫婦が、避妊をすることなく性生活を2年以上営んでいても妊娠しないことを言います。

性生活さえしていれば、妊娠するのは当たり前と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。

妊娠のしやすい時期は22歳をピークに、あとはどんどん低下していってしまい、35歳では、22歳のピーク時の6割程度と言われているので、妊娠の可能性はそんなに高いものではありません。

なかなか妊娠しないと、不妊症かどうかの検査を受けて対策を行う人もいます。

不妊症かどうかの検査は、女性は血液検査によるホルモンの値の計測をはじめ、卵胞の大きさの計測、排卵がうまく行われているのかの検査などいくつかの検査を行います。

一方男性は、精子の数や量、動きなどの検査などが行われ、最終的にどの治療方法が最適なのかということが診断されます。

そのため、不妊に悩んでいる人が受ける不妊治療は、誰もが同じ治療を受けるというものではありません。

また、人工授精や体外受精などは、治療を受けている人が選択するもので、強制されるものではないというのが不妊治療です。

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